ホテルの客室には、非日常の心地よさを生み出す工夫が随所に施されています。その中でもカーテンは、空間の印象を大きく左右する重要な要素です。この記事では、ホテルライクな寝室を実現するカーテン選びのポイントをご紹介します。
この記事の要点
- ホテルライクの鍵は「床までの丈・遮光性・ニュートラルな色・生地の重さと落ち感・シアーとの2重使い」の5点
- 寝室の遮光は生活リズムで選ぶ(暗さ優先なら遮光1級、自然光で目覚めたいなら2〜3級や裏地付き)
- 窓にぴったり合うサイズと素材感は既製品では再現しにくく、オーダーカーテンの得意分野
- キンプトン新宿東京などホテルへの納品経験をもとに、個人邸宅の寝室づくりをご提案
ホテルのカーテンが心地よい理由

高級ホテルのカーテンには共通した特徴があります。窓をぴったり覆うサイズ、適切な遮光性、上質な生地の重さと落ち感——これらが組み合わさることで、外の光や音を遮断し、非日常的な静けさと心地よさを生み出しています。
多くの場合、ドレープカーテンとシアー(薄地レース)の2重構造になっており、昼は外光を柔らかく取り込みながらプライバシーを確保し、夜はしっかりと遮光できるようになっています。この考え方はBlackoutとシアーの選び方で詳しく解説しています。
ホテルライクを実現する5つのポイント
1. 床までの丈にする

ホテルのカーテンの多くは床まで届く丈です。腰高窓でも、あえて床まで垂らすことで空間に縦のラインが生まれ、天井が高く見えます。丈は床ぴったり、または1〜2cm余裕を持たせる程度が上品です。
2. 遮光性を確保する

良質な睡眠のために、寝室のカーテンには適切な遮光性が必要です。光を完全に遮りたい方は遮光1級や完全遮光の生地、朝の自然光をゆるやかに取り込みたい方は遮光2〜3級または裏地付きの厚地が選択肢になります。窓のサイズに対して十分な幅があることも重要です。
3. 色はニュートラルに整える

ホテルの寝室によく使われる色は、アイボリー・グレージュ・チャコール・ネイビーなど、落ち着いたニュートラルトーンです。これらの色は壁や家具と調和しやすく、空間に統一感をもたらします。鮮やかな色やはっきりした柄は避け、素材感で上質さを表現するのがポイントです。
4. 生地の重さと落ち感にこだわる

上質なホテルのカーテンには、適度な重さがあります。生地が重いほどひだが美しく落ち、高級感が増します。ベルベット・ジャカード織り・リネン混などの素材は、それ自体が持つ存在感で空間を格上げします。
5. シアーと2重にする

厚地のドレープカーテンに加えて、シアー(薄地レース)を組み合わせることで昼夜のシーンに対応できます。日中はシアーだけを閉めて柔らかな光を取り込み、夜はドレープを閉めてしっかりと遮光する——この切り替えがホテルライクな使い方です。
デザイナーからひとこと

ホテルライクな寝室を作るうえで最も大切なのは、「窓にぴったり合ったサイズと素材感」です。既製品では再現しにくいこのポイントこそ、オーダーカーテンが力を発揮する場面です。The Curtain ハウスオブジャパンは、キンプトン新宿東京など実際のホテルへの納品で培った視点を、個人邸宅の寝室づくりにも活かしています。
The Curtain ハウスオブジャパンでは、お部屋の雰囲気やご希望のテイストをお聞きしながら、生地・色・スタイルをトータルでご提案しています。「ホテルのような寝室にしたい」というご要望も、ぜひそのままお伝えください。
よくある質問

寝室の遮光は何級を選べばいいですか?
朝の光で自然に目覚めたい方は遮光2〜3級、夜勤や小さなお子さまのいるご家庭など暗さを優先したい方は遮光1級や完全遮光が向いています。生活リズムに合わせてお選びください。
ホテルのような落ち感は国産生地でも出せますか?
はい。重さのある国産のジャカードやベルベット系でも上質な落ち感は表現できます。よりデザインの個性やディテールを求める場合は輸入生地も選択肢になります。
腰高窓でも床まで垂らした方がいいですか?
ホテルライクな印象を狙うなら、腰高窓でも床までの丈がおすすめです。縦のラインが強調され、天井を高く見せる効果があります。
